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こんにちは! BolBolです!
前回に引き続き、今回は95°壁の3級と2級を解説していきます。
このレベルになると強引な力押しではなかなか通用しなくなってくるので、攻略に苦戦することも多くなってくると思います。
ひとしきり自力で悩んだあとは、解答集を活用して、正解の動きを着実に自分のものにしていってください!
3級課題
トリッキーな課題のそろった95°壁の3級課題。
持ち感の悪いホールドも、ちょっとしたコツやムーブの選択であっさりと処理できる。
そんな体験ができる課題となっておりますので、まずはご自分で十分に悩んでから模範解答を見るようにしてくださいね!
青7番
最大の核心は2手目のピンチホールドへの対応です。
このホールドはどちらかというとスローパーだと考えて、「掴む」というよりは左方向へと力を利かせることを意識すると保持しやすいです。
1手目に右足をヒールすることができれば利いてきますが、それまでは残した左手で耐えておく必要があります。
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ただし、壁から剥がれると簡単に手が外れますので慎重に!
この核心部の模範解答はこんな感じですが、お客様たちの登りを拝見していたところ、別解を編み出している方もたくさんいらっしゃいます。
それでも、「掴むというよりは利かせる」という意識は共通しているようですので、まずはそこを強く意識して攻略に挑んでみてください!
さて。
続けざまに現れるスローパーの処理も難所の1つです。
右手を寄せてくるかたちで手を伸ばしますが、このときうっかり右足が切れないように腹筋を意識しましょう。
そして、スローパーが取れたらそっと右足を外します。
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青8番
中盤のサメ型ホールドの取り方に悩む方が続出している課題です。
動画のとおり、サメの胸ヒレを狙うのが正解です!
左手を残すホールドは持ち感が悪いので、素早く取りにいくことも大切です。
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また、小柄な方にとってはもう1つの核心が存在します。
それが、終盤のボテ取り→右足送りのパートです。
リーチが足りない場合の対処方法としては、ボテのなるべく手前を取って、足を切ってしまいましょう。
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そして、足を切ってキャンパで対応しましょう。
青9番
ゴール手前のホールドの扱い方に苦戦する方が多い課題です。
チェスの駒であるポーンによく似た形状のスローパーですが、くびれているあたりの持ち感は比較的良好です。
そこで、この箇所の引っかかりを頼りにして、一気にゴールまで立ち上がってしまいましょう!
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このパートには、スタティック(静的)な別解も存在します。
ホールドが若干アンダー気味になっていることを利用して、左手をホールドの下部に添えた状態で腰を上げていきましょう。
重心をきちんと上げるとバッチリ利いてきます!
2級課題
ダイナミックな動きが要求される課題がそろっています。
どの課題でも、1箇所はスタティックな処理が難しいパートが含まれています。
とはいえ、2級に挑める実力のある方なら、自分なりのスタイルが確立しつつあるはず。
模範解答を参考にしつつも、最終的にはご自分の登りにあった攻略方法を模索していってください!
白7番
最大の核心は言わずもがな、初手取りのランジです。
模範解答では右足で左ホールドを踏んでいますが、逆でも構いません。
いずれにせよ、ポイントは衝突を恐れずに壁に入っていくように飛び出すことです。
勇気が出ないと文字どおり腰が引けてしまい、目標をキャッチすることができなくなるので、心を強く持って挑んでください!
また、横っ飛びを意識しすぎると高さが足りなくなるので、その場合は上方を意識して飛び出してください。
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逆でもかまわないので、ご自分のやりやすい方法でどうぞ!
初手取りができたらあとは楽勝!
かと思いきや、油断大敵なのがこの課題。
次のスローパー取りも地味に厄介です。
かなり距離があるため、思い切って出ると同時に手を返すというテクニックが必要になります。
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白8番
ワイドピンチを利用したトラバースが最初の難所です。
全体的に持ちづらいのですが、右側の持ち感が比較的良好なので、そこに上手く力を利かせていきましょう。
大きなホールドなので持ち方はいろいろありますが、模範解答は次のような手順になっています。
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ただし、身体の大きい人や股関節の柔軟性に自信のない人の場合、模範解答どおりにはできないかもしれません。
その場合は、ホールドの上部をスローパーの要領で押さえつけたり、ホールドを左右からはさみこんでしまったりといった工夫が必要になります。
さて。
この課題最大の核心にして最大の見せ場が、中盤のスローパー取りです。
足を切り、左手プッシュで振られに耐える、いわゆる”鯉のぼり”の姿勢です。
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成功のコツとしては、なるべく上方向に意識して飛び出すこと。
左側に流れてしまうと振られが大きくなりすぎて耐えられないからです。
白9番
最初の核心はスタートを切ることです。
かなり持ち感の悪いピンチホールドですが、左手をアンダーで持って立ち上がってしまうのがオススメです。
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そして、ゴール手前の平べったいホールド取りがこの課題のダイナミックポイントです!
以下の模範解答のように、流れるような処理が想定ムーブとなります。
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とはいえ、保持力に自信のある方なら、右手で耐えつつスタティックに左手を平べったいホールドに伸ばすことも可能でしょう。
ここは好みによりますので、ご自分のやりやすい方法でトライしてみてください!
最後に、ゴール取りについて補足です。
模範解答では平べったいホールドを取ったあとは左側に足を送っていますが、リーチにある方ならこの段階で右足で壁にトゥフックをしてしまうのも有効です。
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リーチのある人ならそのままマッチ→ゴール取りできます。
予告!
次回からは90°壁の模範解答を公開していきます。
その次にはホールド交換を経て新しくなった105°壁、130°壁とご紹介していく予定です。
これからも解答集を活用しつつ、ボルダリングの上達を目指して頑張っていってください!
今回もご覧いただきありがとうございました。
それではみなさん。
ガンバです!
提供:ボルダリングジムBolBol
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