年に一度の大舞台。
THE NORTH FACE CUP!
その予選会にチームをあげて参加してきました!
予選会は全国各地で開催されますが、今回は2月14日に行なわれた神奈川県予選の模樣をお届けしてまいります。
ボル部から総勢13人が参加!
本選出場を決めた選手もいます!!
そんな激闘の様子を、さながら現地からの生中継のようにお届けしたいと思います!
男子Division 5
先陣を切って挑むのは男子4人。
当ジムのロゴを背負って戦ってくれます。
カメラに向かってピースサインを決めてくれた表情にはまだ余裕があります。
一方、会場内のほうは……
すでにこの大賑わいです!
本大会はU8(8歳以下)から小学生専用のカテゴリーがあり、ボル部が到着したときにはキッズたちの奮闘が繰り広げられていました。
小学生クライマーたちの熱気にあてられて、ボル部のメンバーも徐々に戦闘モード。
許可されたエリアでウォーミングアップを開始しました。
そうしているうちにキッズの戦いが終了。
いよいよ中学生たちが出陣!
まずはオブザベーションを行ないます。
オブザベ中の相談はもちろん自由です。
普段の練習からいつも2人でいる松島侑己選手と渡邉稔選手は、この日も仲良く作戦会議。
知恵を出し合える仲間がいるのは心強いでしょう。
さて、予選前10分間の猶予が過ぎました。
ついに本番がはじまります!
生ける伝説にして今大会の主催者。
平山ユージさんが開戦を宣言!
各選手、一斉に課題に向かいました。
後輩の登りを見守る先輩。
さながら普段の部活のような風景ですが、さすがに本番は一段と真剣です。
見事に一撃を決めた後輩に続き、先輩もトライ。
彼もこの課題を見事に一撃しました!
さらに、今回がコンペ初参戦の侑己選手も最初の課題を見事に一撃。
立派に戦えています!
中盤、同課題の前に一同集結。
完登率約30%の本カテゴリーの中ボス課題です。
これを見事にクリアしたのは……
中学2年生の伊藤陽生選手!
そして1年生の平本翔琉選手!
まだまだコンペ経験の浅い2人ではありますが、このあとも果敢に課題に挑み、着実に完登数を伸ばしていきました。
先輩後輩がコンビで躍進を続けていると。
会場には新たな部員が到着しました!
1年生の出浦清春選手。
昨年の都大会では見事に決勝進出を果たし、4位という好成績をおさめた実力者です。
そしてもう1人……
同じく1年生の樋口凜選手。
女子Divison3に出場します。
大会前に怪我をしてしまいましたが、クライミング歴若干1年にしてホームジムの2級に手が届いた期待の新人です。
……おや?
ちょっと目を離していたその間に……
陽生選手がアゲてきました!
気分屋のところがある彼ですが、火がついたときに見せるパフォーマンスには目を見張るものがあります。
そんなポテンシャルの高い陽生選手。
気になる現在の順位は……
予選通過ライン越えてる!
5位なのでギリギリではありますが、このままいけば本戦出場権獲得です!
そんな陽生選手が巨大ボテに挑戦!
未だ完登者ゼロのラスボス課題です。
制限時間はギリギリいっぱいまで懸命に挑みましたが、あと一歩及ばず。
ここでタイムアップ!
さあ。
陽生選手の結果は……
残念……っ!
ギリギリ予選通過ならずの6位でした。
ラスボス課題のゾーンを取れなかったことが響きましたが、本当にあと一歩というところまで迫り、ボル部の挑戦に勢いをつけてくれました。
このあとに続くカテゴリーに出場する部員たちにとって良いムードをつくり、しっかりとバトンを渡してくれたと思います。
先輩としてお見事でした!
一方、会場内では次のカテゴリーのオブザベが始まりました。
男子Divison4
開始早々に一撃する清春選手。
始まったのは男子Division4。
Divison5からは1段階レベルの上がったカテゴリーとなります。
またしても鮮やかな一撃。
Division5での完登率は5割を切っていた課題でしたが、ウォーミングアップのごとくあっさりと登ってしまうのはさすがです。
さて。
清春選手が順調な滑り出しを見せるころ。
女子部員たちが続々とやってきました。
この男子のカテゴリーが終了したあとは、女子の競技が始まります。
ウォーミングアップを十分の確保できる時間に到着してくれて一安心です。
ふたたび会場内。
清春選手の快進撃が続いてます!
ここで気になるリアルタイムリザルトを確認。
現在の清春選手の順位は……
おお、4位です!
このままいけば予選通過!!
チーム内に本日初の本選出場者登場のムードが漂いはじめました。
清春選手が奮闘を見せるその頃、女子部員がウォーミングアップを開始します。
会場外のスペースでランニングをしたり、場内隅のキャンパスボードでコンディションを整えます。
さて、ふたたび清春選手。
ラスボスと格闘中です!
この課題、Division5での完登者はゼロ。
それどころか、ゾーン獲得者さえ37名中わずか3名でした。
しかし、さすがは清春選手。
見事にゾーン獲得に至ります。
ここからさらに高度を伸ばしていきたいところでしたが、あえなくフォールしてしまいました。
その後も何度か挑戦するも、やはり最難の壁は厚かったようです。
そして。
ここでタイムアップ。
清春選手の挑戦が終了しました。
さて、結果は……
惜しくも5位。
足切りラインが4位だったので、またしてもギリギリで本戦出場ならずという結果になってしまいました。
予選通過の成否を分けたのはゾーン1つ。
たいへん悔やまれる結果ではありましたが、D5の陽生選手に続き、本戦出場に肉薄するトライを見せてくれたことで、チームの気勢をさらに上げてくれました!
ということで。
次はいよいよ女性陣が出撃!
さらには。
ボル部最強の2人が登場!
神奈川カップエキスパートジュニアの優勝者。
そしてファイテンマムートカップのユースC準優勝者。
ボル部が誇るこの2強クライマーが年齢無差別の国内最大コンペでどこまで通用するのか見ものです!
ここからは後編に続きます!
引き続き、ボルダリング部の激闘をぜひご確認ください!
提供:ボルダリングジムBolBol