【ボルダリング部レポート】TNFCトライアウト

ヒロト
ヒロト

こんにちは! コーチのヒロトです!

去る10月7日、ボルダリング部の選手たちといっしょにTNFCのトライアウトを受けてきました。

今回はそのご報告をしていきたいと思います!

開店から入るためにみんなで電車移動。

TNFCとは The North Face Cup。

日本のプロクライマーも大勢参加する、国内最高レベルにして最大級規模のボルダリングコンペです。

今回はそのトライアウト(腕試し)。

大会想定課題に挑戦することで選手の実力を測り、参戦するカテゴリー(レベルの高さ)を決定します。

ということで。

B-PUMP 秋葉原店に到着です!

開店5分前に到着!

入口にはすでに開店を待つクライマーたちが多数待機。

外国の方たちも大勢いらっしゃってさすがは大都会といった感じでした。

到着後、まもなく開店時間となり店内へ。

まずは受付をすませていきます。

各自で受付をすませていきます。
ちょっとした社会勉強にもなりそうです。

土曜日であったためにずいぶんと混んでいて時間がかかりましたが、手続きは無事終了。

いよいよトライアウトに挑戦です!


ところが、思わぬアクシデント

トライアウトを受けるには事前にネット上でアカウントを作成しておくことが必要だったのですが、これを知らずに来てしまいました。

大急ぎでそれぞれ登録を済ませます。

一人ひとりの登録はなかなか骨の折れる作業でした。

ヒロト
ヒロト

創部3年目。選手たちもぼくもまだまだ勉強中です

登録の待ち時間を利用してウォーミングアップ。

見慣れないホールドもたくさんありました。
経験の浅い選手たちはすこし緊張気味です。

アップをしつつ無事に全員が登録完了。

改めまして。

いよいよトライアウト開始!

まずは自分がエントリーを希望するカテゴリーのジャッジシートを受け取りました。

こちらがそのジャッジシート。
カテゴリーごとに指定課題10本の番号が割り振られています。

トライアウト課題のスタートにはこのような表示。
ジャッジシートで指定された課題番号を見つけて挑みます。

B-PUMP秋葉原店は4階建ての大型ジム!

トライアウトの課題は2階に用意されていました。

階段を登って右側に展開するエリアが会場です。

2階に到着し、右側に見えているエリアが会場です。
見切れていますが左側にはスラブや垂壁も展開。
かなり広いです!

こちらが指定課題が用意され壁。
手前のバルジ壁から奥まで角度は違えどすべて傾斜壁!
パワフルで高強度な課題が予想されました。

制限時間は2時間。

その間に10本の指定課題をより多く登ることを目指します。

その結果に応じて希望カテゴリーどおりに出場するか、あるいは昇格・降格するかが決まります。

さて。

いよいよ選手たちが登り始めました

3期生の稔(ミノリ)選手は開始早々積極的にトライ!。
最後の一手まで攻めた登りを見せてくれます。

同じく3期生結里(ユリ)選手。
まだ初級者ながら、きれいなフォームを習得しつつあります。
課題の難しさにもめげずに最後までやり切りました!

同じく3期生の1人、侑己(ユウキ)選手。
普段はクールですが登る時は気合いが入ります!

今回のトライアウトはTNFCの出場権を獲得するという意味もあります。

過去2年間のTNFCに出場しなかった選手は、トライアウトへの挑戦を義務づけられているのです。

そのため、今回の遠征はボルダリングの新入部員である3期生が中心のメンバー編成となっています。

ということで、3期生の活躍をさらにご紹介します!

3期生の聖司(セイジ)選手。
毎日のように練習している彼は現在急成長中!
ところが、そのため指皮不足となり後半は痛くて登れず……。
それでもD4カテゴリーで5完登と好成績を残してくれました!

3期生の潤奈選手、力があって登りもパワフルです。
最近BOLBOLの4級も全完していて、練習も頑張っています。

同じく3期生凜(りん)選手はボル部の元気印!
明るい応援で現地をホームジムのような雰囲気にしてくれました。

トライアウトはセッション方式。

ほかのクライマーの登り見たり、互いにムーブについて教え合ったりしてもOKです。

こういう場面では、部活として団体で来ていることは有利になりそうでした。

ムーブについて相談中。
オススメの課題を提案し合ったりできます。

みんなでそろって休憩中。
ホームジムのような一体感を持って挑めました。

この日の数少ない先輩の1人である2期生の陽生選手。
難しい課題が多いなかめげずによく頑張っていました。
ホームでは1級も登れるようになってきた成長株です。

こうして2時間におよぶトライ終了。

今回のトライアウトの課題はかなり難しかったようで、登っていらっしゃったほかのクライマーの方たちのお話からしても、べつの会場で行なわれたものと比べてハイレベルであったようです。

それだけにかなり苦戦を強いられましたが、選手たちにとっては良い練習と経験になった様子。

なにはともあれ、これで今年のTNFCへの出場権を獲得することができました!

全員分のジャッジシート。
最後は受付に提出して終了です。

トライ終了で記念撮影!

またその後日。

当日に参加できない選手たちがトライアウトに向かいました。

3人の少数精鋭で受付中。
みんな3期生(中学1年生)です。

翔琉(カケル)選手は器用に登るタイプ。
華奢で小柄ながら身体をうまく使って登ります。

昨年はU12として出場していた佳依(カエ)選手。
前回は惜しくも4位で予選通過ならず。
大人といっしょのカテゴリーで今年こそ決勝へ!

学校の陸上部と兼部している美音(ミオン)選手。
持ち前の明るさで最後まで懸命にトライしました!

今回は以上の選手たちが無事にトライアウトを受けることができました。

これで今年度のTNFCにはボルダリング部から総勢15名もの選手が参戦できそうです。

普段とは雰囲気の違う環境で新しい課題を沢山打ち込むことができて、コンペに向けての良い練習にもなりました。

大会本番に向けて、少しでも上達できるように今回の経験から得たことを日々の練習に生かして行けたらよいと思います!




というわけで、今回のレポートは以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

それではみなさん。

ガンバです!


提供:ボルダリングジムBolBol