【小学生対象】ボルダリングキッズスクールの様子①

今回は土曜の10時から始まるレッスンの様子をご紹介したいと思います。

キッズスクールは毎週水曜から土曜日まで、各日2〜3コマ、1コマ1時間30分で開講しております。

とはいえ、基本的にどの曜日・時間帯でもレッスンの内容に違いはありません。


まずはゲーム形式のウォーミングアップ。

左右からトラバース(横移動)して、対戦相手とぶつかったらじゃんけん。勝者は壁に残って敗者は道を譲ります。

つまりはドンじゃんけんですね!

じゃんけん中は片腕で支えるのでトレーニングにもなります。

レッスンは全学年いっしょに行ないます。

実力別に課題に分けることはありますが、年齢で内容を変えることはありません。

ボルダリングでは身長(リーチ)が有利に働くこともありますが、身体が大きくなるほど体重が重くなるという事情もあるため、いちがいに年長者のほうが登れるというものでもありません。

年齢や身体の大きさといった”才能的な部分”で実力が左右されづらいので、努力のしがいのある公平なスポーツといえます!

低学年も高学年もいっしょに登ります。
小柄だからといって実力で劣るとはまったく限りません!
学年の違う子どうしの交流の場にもなっています。
高学年は年下の子に見本を見せたりして自然とリードしていますよ!

レッスンのモットーは自主的な取り組みです。

レッスンごとにオリジナルの課題をレベル別に作成し、各々の実力にあったものに各自で取り組んでもらいます。

毎週違う課題なので飽きることがありません。
また、新しい問題への対応力と即時的な解決能力が養われます。
クライミング的に言えば「オンサイト能力」です。

こんなふうに、挑戦したい課題を持っていき、まずは自分で登ってみてもらいます。

これは”トポ”と呼ばれる”壁の地図”です。
使用してよいホールドが赤線で示されています。

はじめたての頃は登れないのはもちろん、そもそもコースをおぼえることもできません。

けれども、慣れてくればコースの記憶はもちろんのこと、登り方をイメージして、あたかも以前に登ったことがあるかのようにスムーズに攻略できるようになります。

身体技能にくわえて、記憶力と想像力まで養うことができます!

成人男性でも音をあげる強傾斜。
技術を駆使して効率的に登っていきます!
クライミング歴はまだ半年くらいの女の子。
熱心に練習に励み、すでに4級(中級者レベル)に挑戦中です!

登れたらトポ(壁の地図)に自分の名前を記入して元の場所にもどします。

自分がクリアした課題が明確になるというだけではありません。

たくさんの名前が連なっている課題は「攻略した人の多い簡単な課題」だとわかりますし、その逆であれば難しい課題だとわかります。

それだけではなく、「あの子が登れたのならわたしだって!」とモチベーションを刺激されます。

他人から押しつけられるのではない、こうした自然な競争意欲は、成長の大きな原動力になると当ジムでは考えています。

登れてはしゃいで思わずポーズ!
本クラスの最年少。
低学年ながら大人顔負けの登りを見せてくれます!
本クラスのエース!
上級者レベルの課題をどんどん落とす6年生です!!

こうして各人が自分のペースで課題に挑戦し、適宜コーチが指導に入りながら、時間までレッスンを行なっていきます。

この日もみんなたくさん登って頑張ってくれました!

本日のラストには水遊び。
夏休みははじまったばかりです!

以上が今回のご紹介になります。

キッズスクールにご興味のある方は、以下のリンクボタンから公式サイトにむかい、「スクール」の項目をぜひともチェックしてみてください!


提供:ボルダリングジムBolBol