こんにちは。
ボルダリング部顧問の橘です。
今回は一般の部に出場した”Bol Bolクライマー”たちの活躍をご報告したいと思います。
ボル部からは総勢5名の選手が参戦。
さらにジムオーナーと部活顧問であるぼくも参加しました!
表彰台に上がった選手もいましたので、ぜひともチェックしていってください!!
なお、過去の報告レポートは以下からご覧になれますので、まだお読みでない方はこちらもぜひどうぞ!
中学生男子
このカテゴリーには総勢4人が参戦。
全員が外部コンペ未経験という初々しい布陣となりましたが、みな健闘してくれました!
一人ずつご紹介しましょう。
まずは新入生の1年生、平本翔琉選手です。
日頃からコーチのアドバイスをよく聞き、黙々と課題に打ち込む生真面目な姿が印象的。
初の外部コンペは慣れない壁と環境で悪戦苦闘したようですが、勤勉な彼らしく最後までひたむきにトライを続けました。
小柄でまだパワーに欠けますが、そのぶんとても丁寧で器用な登りを見せてくれます。
今回は10人中8位と数字こそ振るいませんでしたが、それが単なる通過点にすぎないことを十分に期待させてくれるだけのポテンシャルを秘めています。
この経験を必ずや次回に活かしてくれるでしょう!
続いては同じく1年生の高崎聖司選手。
こんがりと日焼けした肌に象徴される活発な少年です。
小学生(キッズスクール)時代からクライミングの腕前はとても優秀で、ボル部が誇る期待の新人の一人です。
その実力を証明するように今回は4位に輝きました。
惜しくも表彰台は逃しましたが、最年少にして、そのなかでもさらに小柄というハンデを乗り越えてのこの成績はお見事です。
次回はさらに上達して、ぜひともエキスパートで入賞を狙ってほしいところです!
続いては2年生の内田悠里選手です。
ボル部きっての成長株がこの内田選手です。
キッズスクールを卒業してから1年間、入部当初からは比べものにならないほどクライマーとしての腕前を上げました。
普段はのんびりとした印象も受ける彼ですが、練習中にいきなり覚醒することがあり、この日も眠れる闘争心に火がついたのか、開始早々にキレッキレのランジを決めて、破竹の勢いで課題を次々と一撃していきました。
そんな彼の最終リザルトは第3位!
公式コンペ初参加にして見事に表彰台を勝ち穫りました!!
ラストは同じく2年生の伊藤陽生選手。
少し気分屋で実力にムラがありますが、自主的な練習ではのんびりと打ち込んできっちりと成果を上げるマイペースなクライマーです。
今回のところは順位も振るわず、コンペティターとしてはまだまだなのかもしれませんが、その徹底した個人主義はある意味でクライマーらしいと言えます。
そんな陽生選手ですが残念ながら写真がありません。
当日に撮影されなかったようです。
登っているところをご紹介できるのはまたの機会ということになります……。
中学生女子
ボル部からは新入生の加藤凪紗選手が参戦。
負けず嫌いで練習熱心な1年生です。
キッズスクールから入部してきた選手たちのなかでもクライミング歴は短いほう。
しかしながら、持ち前の負けん気と勤勉さ、そして運動センスで猛烈な成長速度を実現し、わずか2年たらずで2級(キッズ課題なら初段)を落とせるレベルに達しました。
強い保持力を備えており、圧倒的な柔軟性とバランス感覚によって操られる足技が特長です。
本大会は4位となり、惜しくも表彰台を逃しましたが、成長の速い彼女のことですから、次回はエキスパートでの表彰台も狙えるでしょう。
成長が早いので見ているとワクワクさせてくれます!
ちなみに、じつはとあるスポーツの有名選手の娘さんなのですが、凪紗選手自身が将来は親御さんに勝るとも劣らないスター選手になることに期待して、ここでは詳細を伏せておきます。
親御さんのビッグネームに気負うことなく、ボル部のみんなと伸び伸び成長してほしいところです!
一般男子
最後に、今回のコンペに参加したジムスタッフをご紹介します。
店長の加藤寛人コーチです!
ジムオーナーでありながら、じつはクライミング歴の浅い寛人コーチ。
なんと今回がクライミングコンペ初参戦でした。
にもかかわらず!
初参戦にしてちゃっかり初優勝。
1位しか取ったことのない勝率100%の男として神奈川県コンペシーンに鮮烈デビューを果たしました!
記事の冒頭でもちらりとお伝えしましたが、じつは参加者はもう1人。
ボル部の顧問である私、橘正嵩 も参戦いたしました。
ところが、わずか5人のカテゴリー出場者のなかで4位となり、確率60%の表彰台を逃すという大失態を演じてしまいました。
もっと精進したいと思います……。
次回はランジ課題ばかりのコンペにでも出ようかと思います(苦笑)
総括
今回を持ちまして、BolBolの神奈川カップへの挑戦はすべてご報告し終えました。
今回は中学生以上の選手たちの活躍をご紹介しましたが、キッズスクールに通ってくれている子どもたちもたくさん出場していました。
小学生も含めればBolBolからは総勢20人ほどの選手が同コンペに参加したことになります。
これだけの大所帯となると、現地ではあっちを見てもこっちを見ても、日頃いっしょに登っているクライマーたち。
喜ばしい結果が出た選手も、今回は悔しい結果に終わった選手も、声をかけ合って応援し、同じ競技に同じ場所で真剣に打ち込んだこの2023神奈川カップを、思い出として大切にしてほしいと願っています。
今回のコンペが、いつか思い出したときに懐かしくて微笑ましい時間になることがあれば、顧問としてはこれほど嬉しいことはありません。
この場をお借りして、選手のみなさんにお伝えします。
素敵な時間をご一緒できて光栄でした!
そして、読者のみなさま。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それではみなさん。
ガンバです!
提供:ボルダリングジムBolBol