【ボルダリング部レポート】TNFCシミュレーション(実戦練習)の様子


国内屈指のボルダリングコンペ。

The North Face Cup

通称TNFC、その予選会がついに1月31日と迫っています。

直前であるこの時期に、ボルダリング部では本番を想定した実戦練習(シミュレーション)を実行しました!




今回のために17本の課題を新設。

各自が出場するカテゴリーごとに難易度を調整しつつも、当然ながらまったくの忖度無し、純粋な強度感でいえばともすれば本番よりも難しいかもしれないというレベルで出題させてもらいました。



シミュレーション前のワンシーン。

今回のルールを確認しています。



このシミュレーションで大切にしたのは…

本番の混雑の再現!

そのために、「10分ごとにトライできる壁が制限される」という特別ルールを設定しました。

今回の参加者は全部で14人でしたが、こうした少人数でも長い待ち時間が発生することを狙っています。



同じく競技前のワンシーン。

こちらも本番を想定してウォームアップエリアは制限し、なかなか存分にアップできない環境を設定しました。

実際、会場は大人数の参加者に対して十分なエリアが用意されていないことがほとんどです。

そのなかで競技開始までにしっかりと準備する重要性を強調しました。



オブザベーションにも条件を課しました。

開始10分前までホールドに近づけない設定

本番では直前までべつのカテゴリーのセッションが行なわれており、スタートポジションや保持感を確認するチャンスはかなり限定されます。

こういうところにもこだわりました。



短い時間できっちりオブザベしようと集中しています。

みんな真剣に臨んでくれたおかげで、早くも雰囲気はさながら本番のコンペ会場のようになってきました。

ちなみに音楽にもこだわりました

TNFCではBPM90〜100程度のミドルテンポのミニマルな構成のインスト・テクノが採用される傾向にあります。

スネアやハイハットがふんだんに使われたドラムスがグルーブをつくるような、ゆったりとしながらも激しい曲を用意しました。





そして競技開始。

60分間10課題、本番より10分短くシビアに設定しました。



運営側の狙いどおり、少人数なのに本番さながらの長い列が形成されました。

TNFCではトライ回数は成績には影響しませんが、こうした待ち時間の長さから必然的に高いオンサイト能力の要求されます。




垂壁課題に挑戦する中学1年生。

普段の練習ではおっとりとしていて笑顔の多い彼女ですが、トライは真剣そのもの。

小学生の頃からクライミングを楽しんでいる姿がとても印象的でしたが、最近は競技者として実力も取り組み姿勢も大きく向上してきており、ますます魅力的なクライマーになってきてくれています!



小学生も参戦!

今回は最年少で頑張る3年生です。

ユースクライマーのチームであったボルダリング部は今年から「小学生特待生」の制度を本格的に採用。

当ジムが運営するキッズスクールから競技者として高い意識と実力を実現した生徒を招き入れ、本人の意欲に合った環境と、目標にできる実力者たちとの交流をしっかりと用意しています。



小学3年生にして見事な身のこなし!

彼はもともと練習熱心でしたが、中学生・高校生の実力のある先輩たちと交流するようになって飛躍的にレベルを上げてくれました。

本人もますます楽しそうにクライミングに打ち込んでくれており、用意した特待生制度がさっそく機能していてこちらも嬉しくなります。



こちらも小学生特待生。

5年生にしてコンペ経験豊富な彼は、この日の前日にも栃木まで行って表彰台に乗ってきました。

こうした小学生のおかげで部はますます盛り上がり、雰囲気も締まってきています!



先輩の中学も頑張ります!

今回の課題の強度はやさしいものでも2級から。

本番は心理的な要因もあいまってさらに厳しい闘いになるでしょうから、このくらいの強度感は覚悟しておいてほしいと思って出題しました。



隣り合って挑むのは兄妹の2人。

高校生の兄は神奈川総体において高校1年生で唯一の決勝進出者となった実力者。

中学生の妹はTNFCの本戦大会の経験者で、準決勝までコマを進めた実績を持ちます。

創部5周年を迎えたチームを初期から支えてくれた頼もしい2人です。



こちらは高校1年生。

直近の高体連の新人大会で決勝進出を果たしました。

ユースクライマー全体を見渡して決してエリートというわけではありませんが、実力も意欲もじわじわと上げてきており、もともとの運動センスもあいまって今後がとても楽しみです。

彼のようなトップ集団の次点につけるようなクライマーが着実に成長できる環境をつくることが、当チームおよび当ジムが目指す存在意義のひとつです。



そして当チームのエース!

今回のTNFCではDivision1での本戦大会出場が決まっている国内屈指のユースクライマーです。



この距離出しと素早いコンプレッション!

悪いスローパーの保持からほぼフルリーチで対応しなければならない、そうとうにハードなパートでしたが、さすがにしっかり対応してくれました。

本戦大会で彼がどこまでやれるかとても楽しみです!





こうして今回のシミュレーションが終了しました。

冒頭でもお伝えしたとおり、1月31日に東京のジム”Maboo”で開催されるTNFC予選会にチームをあげて挑戦します。

ぜひ応援よろしくお願いします!



さて、今回のご報告は以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

それではみなさん。

ガンバです!


提供:ボルダリングジムBolBol