年に１度の公式大会。
神奈川カップ。
前回の記事では２日間にわたって行なわれる本大会の初日の模様をお伝えしました。
今回はご報告の後編。
２日目の競技をお伝えします！
大会２日目はあいにくの雨。
運営の方たちが用意してくれたテントのおかげで、観戦は比較的快適に行えました。
競技前の集合写真。
この日は一般部門の競技が行われます。
出場する部員たちはみんな中学生。
公式コンペ初参戦のメンバーもいます。
緊張もあるでしょうが、年に１度の大舞台で思う存分登ってきてほしいです！
競技開始！
登りたい課題のまえに選手たちが列をなします。
当ジムのボルダリング部から１０名以上も出場しているので、ずらりとBolBolTシャツが並んでいます。
ライバルとしてチームメイトとして、精一杯ガンバです！
開始早々、幸先よく完登。
中学１年生の新入部員です。
続けざまに同じ課題をもう１人！
こちらも中学１年の新入部員。
部員同士の良い連鎖反応が生まれているようです。
こちらは強傾斜を完登！
同じく中学１年生。
彼女は女子クライマーのなかでは抜群のパワーを武器にメキメキと上達中。
今回のコンペでも一般中学生女子３位という好成績を上げてくれました！
中学３年生の仲良しコンビ。
同じ課題に並んで頑張ってます。
クールなダブルダイノ！
運動神経バツグンの中学３年生です。
こういう動きが公式戦と決まるとテンションが上がりますね。
チームの士気も高めてくれる良いクライミングで、見事にこの課題を完登していました。
最難課題に挑戦中！
ボルダリング部からの出場メンバーでは最年長の中学３年生です。
後輩の新入部員２人に見守られながら、力強く中間部を制圧しています。
競技後の記念撮影！
残ってくれていた小学生も一緒に映ってくれました。
みなさん本日はお疲れさまでした！
今年の神奈川カップがこれで終了！
２日間にわたるクライマーたちの競技が幕を閉じました。
さて。
後日談。
今回のコンペについて後日の練習で改めて振り返ったのですが、そこでは客観的な事実のみをみんなで確認して、主観的な評価、つまりは「今回の結果をどう評価するか」は部員たち各々に一任しました。
当事者でない人間の評価は、それが肯定的なものにしろ批判的なものにしろ、大した意味を持たないでしょう。
大切なのは経験がもたらす感情。
挑戦を通じて動いた自分の心と、それによる行動の変化が重要なのだと思います。
だからこの記事でも後日談として、事実だけを書き残しておきます。
こちらが何も言わずとも大会後にジムに直帰して練習に励んでいた選手がいました。
コンペ後から目に見えて練習量が増えた選手がいました。
それらの行動の是非はどうでもよく、大事なのはコンペという経験がもたらした心境の変化です。
これが挑戦の大切な意義の一つだと思います。
結果がどうあれ、チャレンジはしばしば転換点となるでしょう。
やや大げさに言えば、明白なチャレンジを経て人生は分岐するのだと思います。
学校生活とクライミングを両立するためにボルダリング部に入ってくれたことも、新入生たちにとってはきっとチャレンジの１つでしょう。
そうしたチャレンジの末に望ましい自分になれるよう、ボルダリング部への加入やその継続を選んでくれた部員たちには、運営者として精一杯協力していこうと思います。
来年はどんな課題が出るのでしょうか。
最後になりますが、本大会を運営してくださった皆様。
本当にありがとうございました！
この場を借りて深謝申し上げます。
それではみなさん。
ガンバです！
提供：ボルダリングジムBolBol
