こんにちは! コーチのヒロトです!
今回は子どもたちの応援をしてきました!
丹沢クライミングパーク!
過去には世界大会にも使われた由緒ある壁を持つ、神奈川県が誇るクライミングのメッカです。
開かれたのは丹沢カップ2024。
小学生から高校生までを対象として毎年行なわれる人気のコンペです。
当ジムのキッズスクールや選手養成クラス(ボルダリング部)に所属する選手が多数参加!
今回はコーチ全員で現地に応援にいってきました!
まずは小学3・4年生部門!
コーチといっしょに写真に写ってくれたのは1年生の頃からスクールに通ってくれている小学4年生の選手です!
競技が始まりました!
今回はセッション方式の一発勝負。決勝はありません。
コンペはさまざまな形式で行なわれ、選手たちはそれぞれのルールに則って高成績を目指します。
クライミングの実力はもちろん、コンペ経験が物を言います。
今回が初参戦でルールがよくわからなかった選手もいました。
このブログにはコンペを詳しく解説した記事もありますので、ぜひ次回に向けて勉強してみてください!
いつもとは違う形状の壁とホールド。
大会らしい”映える課題”が勢揃い!
まだ経験の浅い選手たちにとっては触ったことのないホールドもたくさんあったと思います。
こちらは施設の裏側。
壁は両面あって裏面にも課題があります。
競技前にコーチと記念撮影してくれた選手が登っています!
彼女はこの課題を無事に完登。
慣れないホールドにも日頃の練習を活かしてしっかりと対応してくれました!
こちらもBolBol所属の小学生。
触ったことのないホールドは持ちやすい箇所がわかりづらいため、課題の難易度によらず緊張感があります!
セッション方式では選手たちはこうして登りたい課題の前で順番待ちをします。
ほかの選手の登っているところも見れるため、状況としては普段の練習に近いです。
さて。
小学生低学年の部が進行中のなか、次のカテゴリーの選手たちが揃いはじめました!
小学校高学年の部の選手たち!
5年生と6年生です。
現在進行中の小学校低学年の部が終わり次第、競技開始です。
全員そろってチームTシャツ!
コンペという緊張の大舞台にチームメイトといっしょに参加できるのはスクールに通っているメリットのひとつかもしれませんね。
高学年の部スタート!
直前に終了した低学年の部では入賞者はなく、当ジム所属選手のなかでの最高位は33人中6位。
結果はさておき「コンペに挑戦した」という経験を積んでくれたことに感謝と拍手!
まだ歴も浅いのにみんな堂々と登りきってくれました!
先輩たちにバトンタッチです!
低学年の部と同じくセッション方式。
選手たちは登りたい課題の前に並びます。
先頭の選手はよそ見をしているように見えますがじつはこれがとても重要!
セッション方式ではお互いの登りを参考にし合えるため、気になる課題は待ち時間を利用してよく観察しておくことが大切です!
本カテゴリーの難易度は激辛!
最終リザルトを見て驚きましたが、優勝者でも7課題中4完登。
3完登以上が43名中わずかに5名というハードな設定でした!
並んでいるのは当スクールの6年生。
これが初めての公式コンペ参加だったのですが彼女は本大会で頭一つ抜ける成果を上げることができました。
課題には「ゾーンホールド」が設定されており、これを保持することができれば完登できずとも加点となります。
本カテゴリーにおいて3ゾーン以上を獲得できたのは43名中上位11名のみ。
彼女はそのうちの1人でした。
まだコンペ経験の少ないなかでこれはお見事です!
さらに好成績を上げた5年生!
彼は本大会で第4位!
3完登4ゾーンというリザルト(成績)で、アテンプト(完登までに費やした挑戦回数)の差で惜しくも2位と3位の選手に及びませんでしたが、表彰台まで本当に一歩という大健闘を果たしてくれました!
成果を上げてくれたことは大変うれしく思いますが、なにより選手たちがみんな最後まで登り切ってくれたことを誇らしく思います!
さて。
小学生の部が終了しようとしていたその頃…
いよいよ中学生が登場!
当ジムの選手養成クラス(ボル部)に在籍している選手たちです。
施設の裏手に集合して今からウォームアップを行います。
壁の裏側の一部がウォームアップエリア。
競技開始までに身体を準備していきます。
本番前にゼッケンを装着。
競技中に外れるとつけなおしを求められるため、集中して登るためには意外と大切な準備の一つです。
ついに中学生の部スタート!
各人、まずは落とせる課題をしっかりと落としていきます。
競技を終えた小学生たちも応援にかけつけてくれました。
ボルダリング部に所属する中学生たちの多くはキッズスクールの卒業生。
キッズスクール時代からの先輩・後輩の関係で世代を超えた交流が続いています。
スラブに挑む中学1年生。
今年キッズスクールを卒業してボル部に入ってくれました。
同じカテゴリーでも課題の難易度には幅があります。
この課題は絶対に落としておきたい課題の一つです!
見事なトゥフック!
コンペ経験もそれなりに積んできている中学生。
ムーブの選択肢もそれを見極めるオブザベ力もずいぶんと成長しました。
小学生の頃から一緒にやってきたので、その成長ぶりには感慨深いものがあります!
完登お見事!
彼はクライミング歴1年にも満たない外部生。
けれども持ち前の向上心でぐんぐん上達中です!
チームメイトと並んで順番待ち。
セッション方式は相談自由なので、チームメイトと作戦会議もできます。
難課題のゾーン獲得!
課題のなかにはその成否が勝敗を大きく左右するような「ボス課題」が含まれていますが、これがそのうちの一つ。この課題のゾーン獲得者はなんと中学生20名のなかでたった2名でした。
写真のリホ選手が女子唯一のゾーン獲得者!
キッズスクールの頃から上手でしたが、最近はさらに急速に伸びてきているボルダリング部期待の新人です。
こちらは難課題を見事完登!
さきほどの課題と並び中学生カテゴリーのボス課題です。
彼はこの課題唯一の完登者!
じつはさきほどのボス課題の唯一の完登者でもあります。
現在は中学2年生。小学生の頃からジムには来てくれていましたが、本格的に練習を始めたのは中学に進学してボルダリング部に入部してくれてから。運動神経バツグンの将来有望選手です!
さて。
この難課題を彼が制したあたりで競技終了。
表彰式に移ります!
ボルダリング部2名が入賞!
カケル選手が3位に入ってくれました。
ユウキ選手はなんと全完優勝!
これまで頑張ってきてくれた中学2年生が、先輩としてきっちりと成果を残してくれました!
本当にお見事です!
さらに女子の部も1名入賞!
ボス課題で唯一のゾーン獲得者となったリホ選手が準優勝を果たしました。
年明けからはTNFCへの挑戦が始まります。今回の入賞は本人たちはもちろんのこと、ボルダリング部にとっても勢いをつけてくれる大きな成果です!
本当によく頑張ってくれました!
じつは高校生でも入賞者が!
写真の左に立つのは高校2年生のセンナ選手で、見事に準優勝を果たしました!
彼は当ジムに常連さんで、所属はしてはいないもののボルダリング部の選手たちとも積極的に交流、セッションしてくれる良き先輩です。一生懸命に登る姿勢と持ち前の明るさでほかのお客さんにもたっぷり愛される当ジムの名物クライマーです!
登っている写真が無いのは、盛り上げ上手な彼の応援にスタッフ一同夢中になって撮影どころではなかったからです笑
締めはボル部で記念撮影!
最後まで残って応援してくれた小学生にもいっしょに写ってもらいました。
納得のいく成果を残せた選手も、悔しい思いをした選手も、これを経験として練習を続けていってほしいと思います。
今回のご報告は以上になります。
これからの当ジム Bol Bol のキッズ・ユースたちの頑張りにご声援よろしくお願いします!!
チームメイト募集中です!
BolBolでいっしょに練習し、コンペに挑む小学生・中学生を随時募集しています。
ぜひチェックしてみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではみなさん。
ガンバです!
提供:ボルダリングジムBolBol