【クライミング神奈川総体】優勝の内藤雅琥選手と準優勝の原輝久選手!


久しぶりのインタビューです!

今回のゲストはこの二人!



左は原輝久選手!

先月行われた県総体でボルダー準優勝!



右は内藤雅琥選手!

同じく県総体のボルダー優勝!

さらにリードでも優勝しています!



二人ともまだ高校1年生!

デビュー戦にしていきなりワンツーフィニッシュを決めてくれた将来有望すぎる若きクライマーです。




輝久選手はキッズスクールから上がって、現在は当ジムの運営する選手養成クラス(ボルダリング部)に所属してくれています。

雅琥選手もまた当ジムのキッズスクールからボルダリング部に上がり、中学2年生のときにリード練習に力を入れるため脱退したものの、現在も頻繁に通ってくれています。


せっかくの旧知の間柄。

お二人の個性と魅力がしっかり伝わるフレンドリーなインタビュー記事にしていきたいと思います!

実力者のまとう余裕のある雰囲気(?)も感じ取ってみてください!!



がっちゃん(雅琥選手)、

テル(輝久選手)、

今日はよろしく!


がっちゃん
がっちゃん

あい。


テル
テル

……(にこにこ)




受験期を経ての表彰台

いきなり突っ込んだこと言うけど…

がっちゃんは今まで公式戦でテルに勝ったことなかったよね?


がっちゃん
がっちゃん

あー(思い出し中)……

そっすねぇ


テルとしては初めてやられたねー


テル
テル

……(苦笑)


自分で思う今回の勝因は?


がっちゃん
がっちゃん

んー……




がっちゃん
がっちゃん

まあ自分、入試前もずっと登ってたんで


たしかにずっと来てた!


がっちゃん
がっちゃん

なんならアオトさん(学生スタッフ)に「お前なにしてんだ」って言われました


ツッコミ入った?(笑)


がっちゃん
がっちゃん

まあ自分でもちょっと思いましたけど(笑)


だって、テル。受験で練習サボったからだって


テル
テル

うーん(笑)


自分の受験生としてのスタンスを振り返って笑ってしまう雅琥選手と、意外な勝因を挙げられて苦笑する輝久選手



がっちゃん
がっちゃん

でもフィンランド行きたかったんですよ


ん、フィンランド?


 テル
 テル

ワールドユース?


がっちゃん
がっちゃん

そう、今回は行けなかったんですけど


なるほど!

そのために受験勉強はセーブした?


がっちゃん
がっちゃん

ていうか「勉強はこれくらいでいいや」と思ったんで「じゃあフィンランド行きたいな」ってなったんですけどね


そこは逆であろうよ(笑)


語り口はゆっるゆるだけどきっと気持ちは真剣だったはず!



総体勝者たちの練習


二人とも練習頻度ってどのくらい?


がっちゃん
がっちゃん

自分は週3くらいですねー


テルは?


 テル
 テル

週3、……か週4?


時間にすると?


がっちゃん
がっちゃん

平日は1回2~3時間で、日曜とかはリード練習も含めて午前中から夕方までって感じです


 テル
 テル

(自分も)だいたい同じくらい…?


じゃあ週にだいたい12時間くらいかな?
そんなに多いってわけでもないから、質の良い練習ができているのね


練習中の心がけとか気をつけていることとか、具体的になにかある?


 テル
 テル

あー……




 テル
 テル

アップ、かな……?


たしかに!

テルめっちゃアップしてる!
「アップか?」ってくらい激しいけど


 テル
 テル

(笑)


二人ともアップは入念だね。
がっちゃんとかなんかエクササイズの動画見ながらいろいろ試してたもんね。


がっちゃん
がっちゃん

YOUTUBEで探してます


たしかにジムでお見かけするジャパンクラスのクライマーはみんなアップしっかりしてる
それで練習の質が上がっているんだろうね。


ほかにある、がっちゃん?


がっちゃん
がっちゃん

そっすねえ……(考え中)




がっちゃん
がっちゃん

受験があったからか、最近はよく頭を使うようになりました


それは良い副産物!
それでいったら、テルもオブザベとかレスト間に課題見て手を動かしてるよね?


 テル
 テル

うん、あとは他人の登りを見たり?


大事!

がっちゃんも意識してる?


がっちゃん
がっちゃん

たぶん


ゆるい…(笑)
そういえばがっちゃんって小学生のとき「自分より強い人じゃないと興味ないです」みたいな感じだったよね?(笑)


がっちゃん
がっちゃん

それは今もです(笑)


(笑)。つまり「常に上を見ている」って姿勢よね


がっちゃん
がっちゃん

まあ、自分けっこう「他人を使っちゃう人間」なんで


人聞きが悪い(笑)


「でもそれは良い使い方なんじゃない?」ってフォローしたら「けっこう悪い使い方もしちゃう」って笑ってました。良い人だからこそなのか、なんか露悪的(笑)


他人から学ぶ機会

それを言うなら、がっちゃんはコーチってつけてるの?


がっちゃん
がっちゃん

コーチはいないですね


テルは?

ここ以外で指導してもらってたり?


 テル
 テル

整体師さんの指導くらい…?


TKコンディショニングさんね、有名!
がっちゃんも行ってたりする?


がっちゃん
がっちゃん

いや、自分はそういうフィジカル系はめんどくさくなっちゃうので


(笑)


フィジカルトレーニングよりは今はロシア語の勉強のほうが楽しいらしいです!


じゃあ二人ともクライミングの個人コーチは受けてないんだね


がっちゃん
がっちゃん

でも、ジムスタッフの方とかたまたま居合わせた「強そうな人」にはアドバイスもらいにいってます


おお、積極的!

やっぱりそこは小学生の頃から変わらないね


がっちゃん
がっちゃん

まあ「他人を使う人間」なんで(笑)


(笑)

テルもそんなことするの?


 テル
 テル

あんまりしないけど、インスタとかyoutubeでは他人の登りを見るようにしてます


それね!

がっちゃんも?


がっちゃん
がっちゃん

ムーブの研究のためにインスタはよく見ます


現代的なメンタルトレーニングだ。

デジタルネイティブ世代だねえ。


最近はポケットが連続するキャンパのクロス課題を練習したいそうです!


こんなジムが良い!

では、ここからはBolBolについて選手目線での評価を聞こうかな?


がっちゃん
がっちゃん

リクエストしちゃっていいんですか?


おお、ぜひぜひ!


がっちゃん
がっちゃん

じゃあ……





がっちゃん
がっちゃん

あそこの洗面台もっと大きくしてほしいです


真っ先にそこ?


がっちゃん
がっちゃん

大きいほうが前腕とか洗いやすいんですよ


 店長
 店長

すまん、たしかにそれはちょっと思ってた(笑)


ちょうどジムにやってきたヒロトコーチ(店長)。
しっかりリクエスト受け取りました!


ほかにはなにかある?


がっちゃん
がっちゃん

「お悩み相談」ができるのはありがたいですね


ジムスタッフとよく話せるからムーブとか聞きやすいってこと?


がっちゃん
がっちゃん

いや、学校のこと生活のこととか


そっちか(笑)


がっちゃん
がっちゃん

助かってます(笑)


まあでも確かに、精神的に安心できる練習環境っていうのは若いうちはとくに大事なことかもね


先日も「対仏大同盟」と「フランス包囲網」の違いがわからん、という世界史の質問をもらいました(笑)


しかし……

もうちょいクライミングに直接関係のある部分も聞きたい(笑)


 テル
 テル

最近はコンペの練習がしやすくなってきたと思う


おお、そう思う?


 テル
 テル

(うんうん、と頷き)CheetaとかBPとかコンペに使われるホールドがあったり、距離だし課題も増えたから


たしかに当たり前だけど、競技者ならコンペ想定の練習できるかどうかは大事だよね


壁を眺めながら良い点を細かく教えてくれました!

大きいホールドやボテもついているとはいえ、あくまで「まぶし壁」なわけだけれど、この点はどう思う?


がっちゃん
がっちゃん

複雑なやつはあれですけど、課題がつくりやすいから練習したいなって基本ムーブはトレーニングしやすいですね


逆に物足りないのは?


がっちゃん
がっちゃん

やっぱり壁またぐような長いコーディネーションっすねえ


だよねえ
特にコーディネーションみたいな凝った課題を練習できる場所が限られているっていうのは、競技者としては大変よね


がっちゃん
がっちゃん

遠くいかないと練習できないですねー

 テル
 テル

(うんうん)


理想の練習環境についてしばし談義


今後の抱負!


最後に今後の目標とか聞かせてください!


がっちゃん
がっちゃん

今度こそは世界行きたいです


おお!


がっちゃん
がっちゃん

高校生になってここからクライミングに集中できるし、やってやろうって


大きくなったなあ……



同期の堂々とした宣言に輝久選手も称賛の拍手

輝久選手もお願いします!


 テル
 テル

まずはユース日本選手権でしっかり決勝に進みたい


佐賀で開かれたLYC(リードユース)のほうでは惜しかったものね。

第1ルートは決勝進出者と高度同じだったし。


 テル
 テル

そう、あとは…




 テル
 テル

この人へのリベンジ


がっちゃん
がっちゃん

(笑)


だってよ、がっちゃん!

どうする?


がっちゃん
がっちゃん

まあ、させないです


熱い!

ライバルっていいよね



総括とこぼれ話

インタビューは以上になります。

冒頭でも言ったとおり、今回は形式張ったインタビューではなく、雑談形式で彼らの人柄まで感じてもらえたらいいなと思ってお伝えしてきました。


話す姿は普通の高校生。

そんなふうに感じるなら、それはそのとおりなのだと思います。

実際、話している内容にもそこまで特別なものはなかったように思います。

彼らが聞かせてくれた練習内容にしても、大なり小なりみんなが行なっているものでしょう。


実力は日々の繰り返しから。

つまりは、そういうことなのだと思います。

一つずつの差異は小さいものだけれど、その繰り返しと積み重ねがその差を徐々に広げていき、まわりに大差をつける実力者になっていった。

彼らの練習を間近で見守ってきた人間からすると、確信をもってそう言えます。


そんな彼らの可愛エピソードをもう1つ。





現れたのは彼らと同じ高校一年生(画像の左)

このあとボルダリング部の練習があるためにやってきました(ちなみにこの日は定休日。ボルダリング部はジムの定休日を利用して占有的に行ないます)。


今回の総体で、彼は決勝以前では輝久選手と雅琥選手の両方に勝ちました

彼らのレベルだと一撃全完が求められる出題でしたが、輝久選手と雅琥選手が使用するホールドをミスったため、その隙をつきました。

画像は二人の「うっかりミス」をついて勝利したという事実を一緒に笑っているシーン。

当然ながら、そんなミスもするのです。

ライバル同士、勝ったり負けたりです。

手酷く負けることも、後悔尽きないミスをすることもありますが(実際、雅琥選手は当時だいぶ引きずってました…)、それでもみんなして続けています。

継続は力なりですね。




というわけで、最後は店長と、練習にやってきた戦友も巻き込んでの……




記念撮影!

高総体お疲れさまでした!





提供:ボルダリングジムBolBol