【キッズスクール番外編】ボルダーキッズツアーへの挑戦!


今回は番外編ということで、普段のスクールの様子とは異なる内容になっています。


今回は大会参加のご報告!

当ジムのスクール生が、全国各地で断続的に開催される「ボルダーキッズツアー2025」の神奈川県大会に挑戦してきたので、その模様をお伝えしてきたいと思います。

さっそく今回の主役をご紹介しましょう。



こちらが今回の挑戦者!

スクール生のソウゴくん(と、弟のケンちゃん)です!

クライミング歴はまだ1年足らずですが、その圧倒的な熱意でメキメキと成長し、約90名いるスクール生のなかで早くも十指に入る実力者に登りつめました。


彼は競技者を目指す生徒!

「習いごと」としてのボルダリングに留まらず、「競技」としてスポーツクライミングに挑んでいるのです。

BolBolのキッズスクールは基礎的な身体技能と思考力を育む場であると同時に、当ジムが運営する選手養成プログラム「ボルダリング部」の入口。

つまりは「スポーツ教室」と「スポーツチーム」という2つの側面を設けていますが、彼は後者に対してすでに強い意欲を持ってくれています。

そうした競技志向のスクール生に対しては今回のように大会出場のサポートもしていきます!




そしてこれが今回の会場

クライミングジムRISE!

横浜は戸塚にある県内屈指の有名ジムです。

過去には日本代表選手がスタッフとして在籍していたこともあるジムで、BolBolもホールド交換時にはゲストセッターを招致したりしてたびたびお世話になっています。




アップを始めたソウゴ選手。

彼にとっては4回目の大会出場。

競技者としての振る舞いも少しずつ身につきはじめています。



競技開始の時間が迫り、運営スタッフのみなさんがルール説明をはじめてくれました。

ソウゴ選手もきちんと聞いています。




競技スタートです!

掴んでいるのは有名なホールド「サンダーバード」。

小学生の大会ですが、大人が持つようなホールド(持ち手)への対応を容赦なく要求されます。

手の小さい小学生にとっては苦戦しがちなホールドのはずですが、日頃の練習の成果を活かしてきっちりと保持しています!

この課題は見事に一撃で完登しました!



力強いガストン(逆引き)

身体に寄せるような方向に対して、このように身体から離れるような方向への力の利かせ方は難しく、小学生ならなおさらです。

意識の高い彼のことなので「この程度は当たり前だよ」と言うかもしれません。

たしかに彼の目標に照らせばこの程度はさらっとやれなければなりませんが、こうした動きが出来るのは彼がすでに「習いごと」の域を大きく超えて「競技」のステージに立てている証。

見事であることに違いはありません!



繊細なスラブ!

頼りない極薄のホールドを駆使して前傾した壁を登る、高いバランス感覚とフットワークの技術が求められるコースです。

こうした動きはあまり得意ではなかったのですが、最近はコツを掴めてきています。

彼自身の熱意と行動力があってこそですが、それでも一般的にこの時期の吸収力・成長力には目を見張るものがありますね!



ホールドのブラッシング中。

競技中に許されている正当な行為で、磨くことで持ち感が良くなり、それが成功に繋がることもしばしばです。

何度も挑戦している苦戦中の課題で、難所を攻略するために頑張ってます。



そして再びトライ!

何回もここで落とされているという箇所まで到達しました。

これまでは真上に向かって取りに行こうとして落ちていました。

それだと上手くいかないということで、このトライでは別の方法を試みます。



重心を左へ移動!

ほぼ真上にあるホールドに最短で向かうのではなく、あえて迂回するように腰を移動させることで足場に体重を預けることができ、結果的により高く身体を上げられました。



ついに難所を攻略!

これまで届かなかったホールドを掴むことに成功しました!!

じつは少しヒントを与えておきました。

自分で考えて挑む機会を損なわないよう、今回は応援に徹するスタンスでいたのですが、この課題についてはその場でアドバイスしたほうが今後の成長に繋がると判断しました。

もちろんルール上の正当な行為ですし、聞いてすぐに実行できたのは彼の日頃の努力があってこそです!




こちらも難関課題。

完登者がごくわずかだった本大会のボス課題の1つです。

極端に手前に倒れたいわゆる「強傾斜」をパワフルに攻略しなければなりません。



思い切りよく飛び出して…



見事にキャッチ!

「振られ」にもしっかり耐えました!!

下半身を後ろに流すことで衝撃を上手にいなしています。



そして体勢を整えて……



見事にゾーン獲得!

残念ながら完登まではいかなかったものの、ゾーン(中継地点)に到達したことで順位に反映される登攀となりました。

この成功は彼の成長を見守ってきた者としては感慨深いものがあります。

ソウゴ選手はスタティック(静的)な動きは得意だったものの、こうしたダイナミック(動的)な動きは極端に苦手でした。

本人もそれを自覚して練習を繰り返した結果、今回の本番での成功があります。

知る人ぞ知るささやかな成功でしたが、本当にとても嬉しかったです!!

ナイスファイトでした!!!





競技が終わって閉会式。

見つめる先にいる入賞者たちの列に、今回は並ぶことができませんでした。

ですが、彼の長所はこうした不本意な結果を淡々と受け入れ、すみやかに次へと切り替える精神的な弾力性の高さ。

このあとはジムに直帰して、反省点を練習しました。

今のところ大器の気配しかないですね!

確実な成長も明らかな弱点も複数確認できて、コーチとしても収穫の大きい大会となりました。

お疲れさま!

また挑もうね!!





今回のご報告は以上になります。

冒頭にもお断りしたとおり、今回は「習いごと」としてのキッズスクールではなく、「競技者育成プログラムの入口」としてのもう1つのスクールの意義に関わる内容でした。

子どもたちやそのご家族の希望に応えながら、当ジムのキッズスクールはこれからも本人がクライミングを通じてイキイキと成長していける場であるように運営していこうと思います!

ところで、普段のスクールの様子が知りたいかたは、ぜひバックナンバーからチェックしてみてください!



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それではみなさん。

ガンバです!


提供:ボルダリングジムBolBol