【小学生対象】ボルダリングキッズスクールの様子⑫


今回は水曜16時15分からのレッスンの様子をご報告します。


当日は検定の日!

年に3回開催している実力テストです。

時間内に各々の実力にあったグレード(難易度)に挑戦し、5本の指定課題のうち3本以上登れたら合格です!



なお、今回は特別な日のご報告なので、普段のレッスンの様子が知りたいと思ってこの記事を開いてくださった方はぜひこちらをご覧ください!





さて、こちらは検定前の集合の様子。

まだ余裕がありそうな生徒もいますね(笑)

ですが、このあとしっかり切り替えて(というか緊張して?)、真剣に課題に挑んでくれます!




検定が始まるまえにまずは指定された課題を観察(オブザベーション)する時間を設けます。

この検定のやり方は実際の試合(コンペ)を模していて、競技の場に立ったときに自ら考えて日頃の成果を発揮できるかどうかを問うようにしています。

そのため当日はコーチングなし!

コーチは審判役に徹して、生徒たちには選手として自身の力のみで課題に挑んでもらいます!



真剣に壁と向き合う生徒たち。

直前までは打って変わって静かになりました。

この切り替えは素晴らしいです!





検定が始まりました!

じつは基本的な流れは日頃のレッスンとそれほど変わりません。

生徒たちは自分がチャレンジしたい課題を自ら選び、順番にその壁に挑戦していきます(ただし検定ではコーチングはしません!)

当ジムのキッズスクールは生涯スポーツとしてクライミングを通じて思考力と自主性を養うと同時に、将来的に選手活動へと移行していくうえでの基礎づくりの場と考えています。

そのため、普段から競技の場(本番)に近い練習環境にしています。




審判役として生徒たちの登りを見守ることに徹していると、改めていろいろと気づくことがあります。

検定は生徒たちが自身の腕前を確かめる場であると同時に、私たちコーチにとっても反省や気づきのチャンスです。

それに「こんなに上手になったんだな」と素朴に感動する機会でもあります!

成長していく子どもたちを見ていけるのはとても楽しいと、改めて感じさせられます!




課題をクリアできたら自分でリザルト表に記録します。

写真の男の子は小学生になったばかりの1年生。

検定も初めてなので、コーチが丁寧にやり方を指導しています。

小さくても頑張って挑む姿になんだか胸が熱くなりますね。




このクラス随一の実力者が挑戦中!

与えている課題はかなり難しいのですが、国際大会でも使われている持ちづらいホールドを見事に操っています!




検定後はいったん全員集合。

コーチから総評としてみんなの登りについて気づいたことを伝えていきます。

もちろん、その挑戦姿勢に対する労いと称賛の言葉もしっかりお伝えします。

思いどおりに運んだ人も、そうではなくて悔しい思いをした人も、結果はどうあれまずは挑戦したという事実が素晴らしいと、生徒たちにはぜひとも認識してほしいです。




最後は合格バッジの授与式。

登れた難易度に応じた色のバッジを渡していきます。

努力の成果を目に見える形で獲得できることをモチベーションとしてくれたらと思います。




お互いの健闘を称え合う拍手で締めました!



最後にみんなで記念撮影!

みんなよく頑張ってくれました!

コーチたちは結果については多くは語りません。

この結果を受けて、各々の心で自然と感じた思いを大切にしてほしいと思います。





さて、今回のご報告は以上になります。

ところで、検定は1週間をかけてすべてのレッスンコマで実施します。

次回はべつのコマの検定の模様をお伝えしようと思うので、ぜひそちらもご覧ください!



最後までお読みいただきありがとうございました!

それではみなさん。

ガンバです!


提供:ボルダリングジムBolBol