2024年4月20日。
スポーツクライミング
東京選手権大会!
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前回までにご報告した神奈川カップに続き、本大会にもボル部から参戦した部員がいるのでご報告します。
神奈川カップに比べれば少人数での挑戦となりましたが、部としては大切な大会です。
部員たちの奮闘をぜひご覧になっていってください!
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リード壁が春の爽やかな陽光に映えていました。
ジュニア女子
本カテゴリーにはただ1人が挑戦しました。
中学2年生のワコ選手です!
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BolBolを背負って順番を待っています。
クライマーとしての経験は豊富で、昨年も本大会に出場しました。
この1年で大きく実力を向上させてくれた彼女。
本大会での彼女の活躍に、部の注目も集まっていました。
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スラブに挑むワコ選手。
もうすでに何人も落としていた難しそうな課題ですが、序盤のうちに果敢に選びました。
完登者は37名中10名のみという難スラブです。
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まずは薄カチを頼りに立ち上がり。
見た目以上に難しい初手だったみたいで、実際にここで落ちる選手も続出していました。
これを何気なくやってのけるところに、彼女の成長が垣間見えます。
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トラバースしてゾーンを獲得!
足元は内傾しているうえ、踏んでいるホールドもかなり悪そうです。
いかにもスラブらしいルートを冷静かつ着実に攻略する姿に頼もしさをおぼえました。
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奥のカチをとって体勢を整えます。
あいかわらず足元は悪そうですが……
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立ち上がってゴールに手をかけました!
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見事に一撃での完登!
ほかの選手を多数落としたこの課題をオンサイトしたことで、彼女の決勝進出の機運は相当に高まりました!
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スケルトンホールド登場!
本大会から突如として出現した奇問です。
どうやらフリクションが全然ないらしく、類を見ない不気味な持ち感だそうです。
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しかし、さすがのワコ選手。
この奇抜な課題に動じることなく、冷静に高度をあげていきます。
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そしてあっさり一撃!
序盤から快進撃が続いています。
しかし。
順調だったワコ選手がついに苦戦します。
それがこの最難と思しき課題です。
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スタートホールドの向きが悪いので、左足をトゥでかけて安定させなければなりません。
ここから左に飛び出すのですが、右足のホールドも頼りなく、左足で踏み込めないためかなり出づらい状態になっています。
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左腕をいったん離して準備動作。
ほぼ上半身の振りだけで出るつもりです。
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意を決して飛び出し!
取り先に手はかかりました!!
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しかし、あえなくフォール。
出力がやや足りませんでした。
このあともトライ制限が許されるかぎり挑みましたが、初手をとることは叶いませんでした。
実際、この課題の完登者はゼロ!
超難問だったようです。
そしてタイムアップ。
ワコ選手はこの最難課題のほかに、もうひとつ登れない課題がありました。
その結果。
4完登4ゾーンで予選第10位。
東京都の最高峰コンペで37名中10位ですから、かなりの好成績です。
昨年よりもぐっと成績を伸ばし、大きな成長を実証してくれました。
さらに予選1位以外は全員4完登。
本当に僅差の大接戦でした。
決勝進出していてもおかしくないリザルトだったと言えます。
男子ジュニア
本カテゴリーにはボル部から2人が参戦。
同じ中学校の仲良しコンビ。
ユウキ選手とミノリ選手です。
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二人とも中学2年生。
キッズスクールには入っておらず、中学生になってからBolBolに通うようになってくれました。
本格的にクライミングをはじめてまだ1年。
経験は浅いですが、強化選手の輩出を目指すボルダリング部のメンバーとして、本大会に果敢に挑んでくれました。
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仲良しです。
そして、ついに競技開始。
年齢別区分だけで実力による区別がない本大会は、課題のグレード感も幅広くなっています。
正直なところ、いまの2人にはかなり厳しい課題も含まれていますが、できる課題を見つけて懸命に挑戦していきます。
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こちらはミノリ選手。
第1課題に挑戦中です。
彼の実力なら十分に登れそうな課題ですが、コンペの緊張感と、ホールドへの不慣れさもあって油断はできません。
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見事にゾーン獲得!
アンダーをしっかり保持して、ポケットを正確に狙うことに成功しました。
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そしてそのまま一撃完登!
経験は浅いながらも、日頃の練習の成果をしっかりと発揮できました。
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こちらはユウキ選手。
パワフルな強傾斜に挑戦します。
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ホームジムの傾斜よりもかなりキツイ壁ですが、しっかりとホールディングして着実に高度を上げていきます。
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そして見事に一撃!
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さらに最難課題にも挑戦します!
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ダイナミックなボテ取り!
見事に保持することに成功しました!
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しかし、問題はそのあとでした。
このボテからゾーン獲得までがかなりシビア。
ボテには気の利いたビスなどもなく、足元もかなり悪いです。
実際、この課題の完登者はゼロ。
ゾーン獲得者すらわずかに1名だった超難問でした。
その後も二人は果敢に課題に挑戦しますが、やはり東京中の強豪が集う本大会の壁は厚かった様子。
終わってみれば、二人とも2完登に留まりました。
しかし、最終リザルトを見るに、本カテゴリーの強度はかなりのものだった様子。
予選一位の選手を除けば、決勝進出者たちでさえ3完登に留まっていました。
そんななか、2完登を果たすことができた二人は、自分たちがいまできるベストをしっかり尽くすことができたのだと思います。
総括
本大会では決勝進出者を輩出することができませんでした。
ボル部としては悔しい結果で、当人たちも悔しがっていました。
しかし、このレベルの大会で悔しがることができているということは、部員たちの向上心が高いレベルに至っている証。
この挑戦をステップとして、部をあげてさらに精進していきたいと思います!
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ボル部ではないものの、ホームジムをともにした仲間たちもいっしょに写ってもらいました。
この記事をもちまして、春の都道府県大会のご報告はすべて終了しました。
次は夏休み明けからはじまるTNFCのトライアウトや予選会を目指してチャレンジを続けていきたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではみなさん。
ガンバです!
提供:ボルダリングジムBolBol
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