【小学生対象】ボルダリングキッズスクールの様子⑭


今回は木曜日の1コマ目、16時30分からのレッスンの様子をご報告します。

レッスンは1コマ90分。

学年や実力はバラバラで、それぞれのクラスで個性豊かな子どもたちが交流しながら一緒に練習に励んでいます。



練習前のウォーアップ。

自由にルートを選んで、8本登って身体を準備してもらいます。

スクールに入りたての新人さんには丁寧に指導しますが、このクラスはみんなレッスンに慣れてくれていますので、見守っているだけで自主的に行なってくれます。




ウォームアップの締めにはぶら下がり。

みんなで一斉に壁にとりついて、持久力のトレーニングです。

写真はぶら下がれる場所を探しているところ。

ホールド(持ち手)の持ちやすさは様々なので、自分の実力に合った場所を選びます。



苦戦している子に個別のアドバイス。

「ぶら下がる」という単純な行為ですが、長続きさせるためにはがむしゃらに頑張れば良いというものではなく、姿勢や力の入れ方にコツがあります。

クライミングは上半身でがしがし登るイメージですが、実際はバランス感覚や足さばきがとても大切になる全身スポーツです!




いったんジムの外へ!

ウォームアップの締めにランニングをしてきます。

走るのが得意で大好きな子がこちらに向かって笑顔でピースサインをしてくれていますね!



集合して、これから10分ほどのランニングをしてきます。

さきほどもお伝えしたとおり、クライミングは全身スポーツ。

基礎体力の向上は上達のうえで欠かすことができません!

みんなで元気に走っているところもお見せしたいのですが、撮影者はジムの管理があるのでお留守番です……




帰ってきたら水分補給。

暑いなか、みんなよく頑張りました。

しっかりと休憩して、レッスン本番に臨みます。




そしてレッスン本番。

まずは今回の課題をみんなに配っています。

課題は難易度ごとに用意されていて、各々が自分の実力に合った課題を選んで挑戦していきます。



レッスンの基本は自習スタイル。

まずは自分たちで自発的に挑んで、苦戦していたり質問を受けたときにコーチがサポートする方式です。

「ここは教えてあげたほうがいいな」とこちらから声をかけることもありますが、まずは自分で考えて挑んでもらいます。

クライミングの醍醐味はそうした主体的な試行錯誤。

競技の場はもちろんのこと、生活全般において重要になる「自分で考えて挑戦する姿勢」を養うことを大切にしています。




特に低学年の子やスクールの新人生徒には丁寧にコーチングします。

このあたりの感覚は自転車の練習と同じです。

まずは補助輪ありで慣れていってもらい、自分で出来るようになったら補助輪を外しても乗れるかどうか頑張ってもらうのです。




こちらは小学六年生。

7段階用意している難易度のなかで、上から2つめの上級者課題に挑んでいます。

華奢な身体で130°にオーバーハングした壁を力強く登ります。

クライミングはあくまでスポーツ。

単純な力比べではなく、テクニックが大切になり、力自慢の成人男性が小学生の女の子に敵わないということが珍しくありません!



こちらは小学2年生。

どこにも足を乗せていない状態でしっかりとホールド(持ち手)を保持し続けています。

身体動作のコツを身に着けていけば、こうしたパワフルな動きをごく年少のうちからできるようになります。

器械体操は陸上と並び、基礎的な運動能力を高水準で習得できるところもクライミングの良さですね。



壁の中腹で大きなホールドにしがみつきながら、姿勢を低くしてタメをつくっています。

今から見据える先のゴールホールドに飛びつこうとしているシーンです。

最近は競技の国際化と普及にともなって、こうしたアクロバットな課題(コース)も増えてきました。

クライミングのルートはとても多様で、選手ひとりひとりは自分の個性に応じて好き・嫌いや、得意・不得意があるのが一般的です。

まずは自分の得意なタイプの課題を見つけることで自信が生まれ、さらなる上達への意欲が生まれてきたところで苦手なタイプにチャレンジし、能力がまんべんなく育っていく、というひとつの流れがあります。




こんなふうにして、生徒たちは難易度やタイプが異なる課題を、コーチのアドバイスやサポートを受けながらどんどんチャレンジしていくのがレッスンの基本となります。



ヒロトコーチ(店長)
ヒロトコーチ(店長)

ぜひ一緒に登りましょう!

体験レッスンのご用意があります。

レッスンのご見学はこちらから!

スクールの詳細はこちらです!



最後までお読みいただきありがとうございました。

それではみなさん。

ガンバです!


提供:ボルダリングジムBolBol