【小学生対象】ボルダリングキッズスクールの様子⑧


今回は金曜日16:45からのレッスンをご紹介します。

レッスンは1コマ90分で実力や学年では区別していません。

そのため、それぞれのコマで所属する生徒の個性の幅は広くなります。


レッスン前に記念撮影。

今回はこの6人の頑張りをご報告していきます!

2年生から5年生までの各学年がそろっているため、ご覧のとおり背丈にはかなりのばらつきがあります。


登る前には準備体操。

ストレッチをして軽く身体を動かしていきます。

スクールの流れについては過去の記事が詳しいので興味のある方はぜひそちらもチェックしてみてください。



レッスン本番。

手にしているのは課題のトポ。

使って良い持ち手(ホールド)が記載されている紙で、生徒たちは各々に自分のレベルにあった課題(ルート)に打ち込んでいきます。


赤で囲まれたホールドのみ使用可能
難易度が上がるにつれ持ちづらいホールドが増えます


挑戦しているのは5年生のT君。

がっちりとしたたくましい身体を活かしたパワフルな登りは見ごたえ抜群。

運動神経も素晴らしいです。


見事に完登して決めポーズ!

夏休みのお出かけでスクールからは足が遠のいていましたが、すぐにブランクを取り戻せそうです。

この時期は欠席も多くなりますが、当スクールには振替制度や休会制度があるので各々のご家庭のペースに合わせて通っていただけます。



こちらは本クラス最年少のM君。

まだ2年生ということもあって、さきほどのT君とは対照的に小柄でほっそりとした体格です。


リーチ(届く距離)が短いゆえに苦戦を強いられるシーンもありますが、それを補って余りある野性味溢れるクライミングセンスを備えており、全身を器用に連動させて効率よく登ります。

単純に身体の大きさだけでは語れないのがクライミングの奥深さ。

低身長が必ずしも不利ということもなく、重心の低さゆえの安定感や狭いスタンスに難なく入り込めるなどの強みもあります。



こちらは4年生のN君です。

彼は黙々と課題に打ち込むタイプのクライマーで、登るまえに入念にじっくりとオブザベーション(観察と考察)を行ないます。


まだまだじっくりオブザベーション

見事に完登しました!

じっくりと考えて登るその真面目さから着実に成長を続けています。

クライミングは頭を使うと上手になるのが早いですし、続けるうちに自然と頭を使って登ることが上手になっていきます。

身体を使ったパズルと表現されることが多いゆえんです。



こちらは4年生のBちゃん。

このクラスに2人在籍している女の子のうちの1人です。

さきほどのご紹介したN君が落ち着いたスタイルを持っているのとは対照的に、Bちゃんはやや気まぐれでマイペース。

けれどもそれが彼女の持ち味になっていて、実際にスイッチが入ったときの爆発力は目を瞠るものがあります。


生徒の性格はじつにさまざま。

彼のようにじっくり考えてから登る生徒もいれば、とにかくどんどん登ってみる生徒もいます。

当スクールではクライマーの個性を尊重し、それぞれに合ったスタイルを伸ばせるように心がけています。

こちらが強制的に登らせるのではなく、自分が登ってみたい課題を自由に選んでもらっているのもそうした主体性を尊重するためです。



こちらは3年生のS君。

さきほどご紹介したN君と後ろ姿が似ていますが、1つ年下で、クライミング歴もまだ浅い生徒です。

ところがレッスンのない日にもたくさん登りに来る熱心な生徒で、あっという間に上達しました。


練習量と上達速度は比例します!

どんな分野でもそうでしょうが、とりわけクライミングは身体能力が実力に直結しやすいため、たくさん登り込むことで体力がつけば、それがそのまま実力アップに繋がります。

つまり努力が報われやすいスポーツで、それゆえに熱心ならば成果も出やすく、自信もつけやすいと言えます。


大きなホールド(=ボリューム)を保持しようと懸命!
コツを掴むには挑戦あるのみです!!

別の課題はこんなふうにダイナミックな動きも見せてくれました。

まだ3年生なので手足の短くて小柄ですが、そのぶん身軽さを活かして瞬発的に動けるようになれば小さい身体も武器になり得ます。



もう1人の女の子、Cちゃん。

身長の急激な伸びで成長痛に悩まされて1年近く休んでいましたが、今はレッスン以外の日でもたくさん登りに来て頑張っています。

できなくても何度もトライして休んでいた分のブランクもすぐに取り戻してしまいそうな勢いです。


クライミングでは女子が大活躍します。

身体を思い切り動かすスポーツなので男の子のほうが向いていると思われがちですが、じつのところ高い柔軟性が求められるなど女性のほうが有利なシーンも多いのです。

実際、現在の当スクールのナンバーワンには女の子が君臨しています!


ところでこのCちゃん、さきほどご紹介したM君のお姉さんでもあります。

当スクールには兄妹で通ってくれている生徒も多数。

刺激し合って楽しんでくれています。



レッスンの様子は以上になります。

これからもそれぞれの個性でそれぞれのペースで楽しみながら上達していってほしいと思います。



ヒロトコーチ(店長)
ヒロトコーチ(店長)

ぜひ一緒に登りましょう!

体験レッスンのご用意があります。

レッスンのご見学はこちらから!

スクールの詳細はこちらです!



最後までお読みいただきありがとうございました。

それではみなさん。

ガンバです!


提供:ボルダリングジムBolBol