【ボルダリング部レポート】大会直前! コンペ練習で最終調整!


4月7日。

都大会と県大会がいよいよ週末に迫ってきました。

毎月最初の練習日にはボルダリング部は特別プログラムを実施します。



それが模擬コンペ。

マンスリー課題を利用して行なわれるコンテスト方式(トライ数制限ありのセッション方式)の実践練習です。

音楽や照明も工夫して本番さながらの雰囲気で行ないます!



コンペと言えばオブザベ

オンサイト力が勝敗を分けるため、いつも以上に真剣に課題を下見します。



まわりは顔なじみばかりなので相談も盛んに行なわれます。

和やかに話し合っていますが、会話の内容は真剣です!



こちらはアップ中。

ボルダリング部のコンペ練習では、本番を想定してウォームアップに使える壁は制限しています。

今回使用できる壁はこのムーンボードと105°壁の2面のみ。

闘いは準備から始まっているということで、入念にアップしてもらうように日頃から声掛けを行なっています。

真面目にやってくれているこの2人は期待の新人で、入部時の実力テストのツートップ!

週末に控える本番コンペでも活躍が期待されています!





競技開始!

壁の前には早くも長蛇の列。

普段は2チームに分かれて練習を行なっていますが、コンペ練習は合同実施。

参加人数は30人弱となり、本番さながらの混雑具合がトライの緊迫感を高めます!



待ち時間にもオブザベ必須。

仲間として応援すると同時に、ライバルとして観察も欠かせません。

このあたりの競技者としての振る舞いも、毎月繰り返されるコンペ練習のなかで自然と身についてきました。



先輩・後輩入り乱れての大混戦。

普段から練習をともにするメンバーだから一段と盛り上がると同時に、ほんのりとしたライバル意識がほど良い緊張感を生んでいます。



強傾斜に挑戦中の新1年生。

この春から中学生になりました。

マンスリー課題はもちろん大人用。

キッズスクールで提供している小学生用の課題を卒業し、リーチのハンデを背負いながらも果敢に挑戦します!



コンペらしいダイナミズム!

BolBolの課題は「クラシックなクライミング」と「スポーツクライミング」がバランスよく楽しめるようにつくっていますが、模擬コンペではスポーティな課題を選抜して出題します。

コンペはあくまで「スポーツクライミングの試合」なので、そこはしっかりと意識して準備します!

ちなみに登っているのは中学3年生。

昨年はジュニア部門で決勝進出を果たしていますが、今年からは成人部門のエキスパートに挑戦します。

シビアな闘いになること必至ですが、中学最後の県大会を思い切って楽しんできてほしいです!



こちらも新中学3年生。

中1の夏からホルダリング部に入ってくれた元外部生ですが、今ではチームに欠かせないムードメーカーです。

そんな彼女も今年の都大会からは1つ上の年齢区分にチャレンジ。

厳しい闘いになりそうですが、この日の登りを見るかぎりかなり仕上がっていて期待大です!





競技終了!

リザルトもきっちり出して公開します。

部員たちには「結果は大事だいじにしつつ、大事おおごとにはしない」と伝えています。

成長のための参考資料として活用しつつ、それで大きく一喜一憂するほど重たい意味を持たせないようにということです。

結果が出たり順位がつくという現実に、競技者としても社会の一員としても慣れていってほしいです。



などと、そんな堅苦しいことを考えている大人をよそに……



練習終わりの唐突なレク。

部員たちが自分たちで始めました。

壁を使って”ドンじゃんけん”をしています。

かなり強度のある課題を打ち込んだあとだというのに元気ですねえ。



楽しむのが一番ですね。

結局のところ、「楽しむ」にまさる効率的で継続的な努力の方法ってなかなか無いように思います。

幸いにして多くの部員たちはこの点においては間違いなく天才的です。

この調子でコンペ本番も思い切りやってきてほしいと思います!





さて、今回のご報告は以上になります。

週末にはいよいよ本番!

その模様もブログでお伝えするので、ぜひ期待してお待ちください!

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

それではみなさん。

ガンバです!


提供:ボルダリングジムBolBol