【外岩レポート第22段】カサメリ沢でビレイ講習



タクマ
タクマ

こんにちは、タクマです

先月9月24日のこと。

今回は瑞牆山のカサメリ沢を訪れました。

メンバーはぼくと入れて3人と最近のなかでは比較的少人数での遠征です。

現地での昼食時に記念撮影

今回はお二人に外岩でのビレイ講習を行なってきました。

ビレイとはリードクライミングにおいて命綱を預かること。

落下フォールに素早く反応してクライマーの命を守るたいへん重要な行為です。

今回はそんなリードクライミングの必須技能をしっかりと学んでいただきました。


はじめは誰でも不慣れですが練習すれば上手になります


こうして午前中はまるまる講習に利用。

危険を伴う行為なので時間をかけて丁寧に理解していってもらいました。

とはいえ、しっかりと習得するためには実際にやってみることが不可欠。

怖がって挑戦を避けていてはいつまでも未経験者です。

午後からはさっそくビレイを実践してもらいました!


今回はトップロープでの挑戦。

リードクライミングではクライマー自身が命綱をかけながら登ります。

一方で、トップロープクライミングはあらかじめ終了点ゴールから命綱を垂らしておくのです。

そのため、トップロープクライミングにおいては「ロープを送り出す」という作業が不要になり、ビレイヤーは「落下時にテンションをかける」という安全行為にのみ集中できることになります。

ビレイに不慣れなうちの練習には最適です。


初めて同行してくたMさん。

当ジムの1級に打ち込める実力があり、外岩では2段を落とせる上級者です。

ボルダーの腕前は十分すぎるMさんですが、それでも初めての外岩での高所となると未知の難しさがあったと思います。


課題名は”トータルリコール”。

グレードは5.10bと比較的控えめな入門用のルートといえます。

とはいえ、15mある高さは圧巻。

岩壁は険しく外岩ならではのスリルがあります。

タクマ
タクマ

ロープのセットはぼくが行いました。初心者の挑戦には必ずベテランが同行することが重要です!



こちらもジムの常連さん

やはりインドアでの腕前は十分ですが、外岩ならではの難しさに苦戦する場面もありました。



ぼくもビレイを行ないました。
初めての岩場に挑む背中をベテランとして見守ります。


こうしてビレイの練習と外岩トップロープの体験で1日遊びつくすことができました。

経験値の少ないお二人には楽しんでいただきつつもハードな思いをしていただきました。

不慣れなゆえの苦戦もありましたが、何事も経験です!

今回のお二人はジムで高グレードに挑める実力者でしたが、本当は4級を打ち込める程度の実力で十分ですから、あとは経験を積むことでどんどん上手になっていきます。

タクマ
タクマ

初級者のほうが無茶な動きができないのでむしろ安全だったりします。怖がらずに一緒にいってみませんか?



今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

それではみなさん。

ガンバです!


提供:ボルダリングジムBolBol