【課題解答集】105°壁の登り方【’24年8月〜】

7月29日より105°がリニューアル

今回のゲストは番匠大樹さん

都内の激辛ジムUNDER GROUNDでスタッフを勤めていらっしゃる全国区のクライマーです!!


級は基礎に忠実に!

ホールドの配置に理不尽はなく、クライミングの基礎に従えばスムーズに登れます。

とはいえ105°の傾斜は初級者にとってはなかなかハード。

中級者目指してパワーと基本スキルを磨いていってください!


級からホールドが多彩に!

ピンチやポケット、スローパーが容赦なく登場し、初級者のスキルアップを促します。

ホールド間の距離が広い場所も多くなってくるので、パワーもしっかり鍛えてください!


級は足のスキルが試されます

フックやトゥ、スメアなどの基本的な足技はもちろんのこと、そもそもフットホールドを踏み外さない基礎的なフットワークが大切になります。

上半身のパワーと足のスキルがバランス良く求められる緩傾斜らしい課題が揃いました!


級は広背筋に効いてきます!

手前に引けないホールドが頻出し、広背筋のパワーとしっかり利かせるホールディングのスキルが要求されます。

3課題をしっかり全完できた頃には上級者は目前です!


ついに2段が登場した新105°壁!

今回のホールド交換を皮切りボルボルのグレーディングは新体制に突入していきます!

従来の課題数や難易度にすこしだけ調整を加えて、より楽しめてより強くなれるジムを目指していこうと思います。

来年の1月いっぱいまで残りますので、ボルボル新時代の記念すべき課題を思い切り楽しんでくださいね!!

5級

緑10

基礎練習にうってつけの初級者ルート。

ダイアゴナルと正対の使い分けを意識してみてください!


緑11

5級にしてはホールド悪め。

しっかり登れたら中級者は目前です!




4級

水色10

ホールドをしっかり引くのがポイント。

下部では静的に、上部では思い切って瞬発的に!


水色11

ゴール手前のポケット取りが核心。

腰(重心)を壁に詰めれば安定感アップ!


水色12

ピンチホールド入門。

握力だけに頼らず姿勢やポジションにも注意すれば負担が軽減されます。




3級

青10

フック、フック、またフック!

ヒールとトゥ、2種類のフックをどんどん使います。


青11

下部と上部で1回ずつ行なわれるパワフルなクロスムーブが核心。

じつは腕ではなく足技(スメア)が成功のポイントです!


青12

フットホールドに乗れていれば難なくクリアできる課題です。

足を壁方向に押し付けるようにして滑落防止!




2級

白10

中間部のカチ取りが最大の核心。

左手の引きつけ、右手の押さえつけ、タメてから腰をつめていくタイミング、スメアの精度など様々な要素が高水準で要求されます。

届くのであればスタートホールドを右足で蹴れると楽です。


白11

スローパーへの対応力が試されます!

初手のアンダーへの飛びつきも油断できません!!


白12

ゴール2つの手前のワイドピンチが核心。

残し手のガスを力強く意識しましょう!